むし歯になりやすい人とは?
2021/09/30
皆さんこんにちは!
今回は「むし歯になりやすい人はいるのか?」についてお話しします。
そもそもむし歯の原因は、むし歯菌が歯の表面にバイオフィルム(細菌が増殖してできた膜)をつくることにあります。従って、口の中の環境がバイオフィルムができてしまうような状態であれば、当然むし歯になりやすくなります。
<こんな人はむし歯になりやすい>
●いつも甘い飲み物、甘い食べ物を摂取している人
むし歯の大好物は「糖」です。その糖が常に入ってくれば、むし歯菌が増殖し、歯を溶かす酸を出します。その為、時間を決めずにダラダラと常に甘い物を摂取している人は要注意。むし歯のリスクを高めます。
●唾液の出にくい人
唾液は食べ物をスムーズに消化器官に送る、むし歯菌を洗い流す、酸性に傾いたpHを中和して中性に戻すなど、むし歯予防にも欠かせない働きをします。唾液が少なくなるとこうした働きが低下する為、むし歯になりやすくなります。
唾液分泌を高めるには、よく噛むことが大切です。食べ物を食べる時は、一口につき30回噛むことが理想です。
●エナメル質が弱い人
「エナメル質」とは、歯の表面にある最も硬い組織で、歯の痛みやしみたりを感知する歯の神経を外部の刺激からしっかりと保護をする役割を担っています。
このエナメル質が弱いとむし歯になりやすく、むし歯の進行が早くなります。
このように体質的にむし歯になりやすい口腔環境にある人、上記のような生活習慣、食習慣をしている人は、バイオフィルムをつくりやすく、「むし歯のリスク大」ですので、いますぐ生活を見直しましょう。
土日祝日診療で痛くないインプラント・矯正専修医がいる流山の歯医者マーブルファミリー歯科クリニック
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