神経を抜いた歯はむし歯になりやすい?
2022/06/00
皆さんこんにちは!
今回は『神経を抜いた歯はむし歯になりやすいか』についてお話します。
神経を抜く治療も、歯と詰め物の間にわずかな隙間が生じてしまうため、「二次う蝕」というむし歯の再発が起こりやすくなります。
さらに歯に神経がないため、むし歯が進行してもわかりにくく、発見が遅れてしまうという問題もあります。
また、歯の神経を抜くと歯がもろくなるので、これも注意が必要です。
「歯は生きている」といったら、驚く人も多いかもしれませんが、歯の中心にある歯髄から栄養をもらって新しい象牙質を作っています。
硬い歯を維持できるのは、この栄養があるからで、歯髄を取ってしまうと、栄養供給が途絶え、新しい象牙質ができなくなります。
神経を取った後は必ず金属やセラミックなどでできた硬いクラウンを歯の上からかぶせて補強します。
しかし、それでも完全に補強できるわけではなく、健康な歯とは比べものにならないほど弱くなってしまいます。
こうした点からも、神経はなるべく抜かないほうが良いをといえます!
むし歯にならないためにしっかりとした歯磨きと定期的なメインテナンスで予防していきましょう!
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