マーブルファミリー歯科クリニック

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虫歯になりにくい食習慣とは?

虫歯になりにくい食習慣とは?

2022/08/00

虫歯になりにくい食習慣とは?

 みなさんこんにちは!

今回は、『虫歯になりにくい食習慣』についてお話しさせていただきます。

まず大切なのは「決まった時間に間食をすること」です。

歯と虫歯菌と糖がそろった状態が一定時間続くと、菌が糖を分解してできた酸で歯が溶けていってしまいます。これが虫歯の始まりです。歯のカルシウムが溶け出す事を脱灰といい、その後、新たな唾液の分泌によって中和されて、酸性から中性に戻るとカルシウムは歯に戻ります。これを再石灰化といいます。

目には見えませんが歯の表面では歯が絶えず溶けたり戻ったりという変化、つまり脱灰と再石灰化が繰り返されているのです!

糖の含まれた食べ物や飲み物を摂取するたび、唾液とプラーク(歯垢)は酸性になります。しかし、食後暫くすると中性にもどります。あめやチョコレートなど、糖分の多い甘いお菓子を食べると酸性に強く傾くため、戻るのに時間がかかりますが、それでも規則正しく食べていれば再石灰化は促されます。

 

問題は、しょっちゅう食べ物が口の中に入っている状態です。いわゆる「だらだら食べ」とよばれるもので、唾液とプラークが中性に戻る間もなく次の食べ物が口に入ると再石灰化が追い付かなくなります。この結果、虫歯になってしまうのです。

なお、間食が少なくても寝る前に食べると眠っている間はずっと口の中が酸性に傾きます。夜は唾液の分泌が少なく、虫歯になりやすいので注意が必要です。

ところで皆さんは虫歯になりやすいおやつ、なりにくいおやつがあるのを知っていますか?

実は砂糖が含まれている甘いおやつの中でも虫歯になりやすいものとなりにくいものがあるんです!

例えばキャラメルなどは、食べている最中も、飲み込んだ後も口の中に残っている時間が長い食品であり、たくさん食べると脱灰しやすく、再石灰化が難しくなると言われています。

反対に、ケーキやゼリーなどは食べている最中も、飲み込んだ後も口の中に残っている時間が短く、食べ過ぎなければ虫歯になりにくいといわれています。

チョコレート、ビスケット、ウエハースなどは両者の中間です。こうした特性を知って上手におやつを食べるようにする事が虫歯予防のコツといえます。

キャラメルなどが全てダメなわけではなく、例えばお子様のおやつとして与える場合、保護者の方の目が届く時に量を決めて与えるのは良いと思います。祖父母や友人にお子様を預ける時など、保護者の目が届かない時間が長いときはケーキやゼリーを持たせるのが良いかもしれません。

おやつは時間を決めて食べるようにしましょう(^^♪

 

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