どうしてフッ素で虫歯予防ができるの？

フッ素は、身近なお茶や魚介類、海藻などに

多く含まれ、自然界のどこにでもある成分であるです。

歯を強くしてむし歯を防ぐ作用があることがわかっています。

 

 

フッ素には「むし歯予防」に役立つ3つの働きがあります！！

 

①再石灰化

歯が溶ける（脱灰）のを抑え、エナメル質が修復される(再石灰化)のを促進する作用があります。

 

②歯の質を強化

エナメル質の成分である「ハイドロキシアパタイト」の結晶構造を安定化させ、その結晶構造に入り込むことで酸に溶けにくい「フロオロアパタイト」をつくることにより歯の質が強化されます。

 

③むし歯菌が酸を作り出すのを抑制

むし歯菌が、エサである糖を取り込むのを阻害し、

発育を抑制。

むし歯菌が酸をつくりだすのも阻害します。

 

 

むし歯を予防するには、医院で歯にフッ素を塗ってもらうフッ素塗布、フッ素配合ハミガキ剤やフッ素洗口剤でケアする方法などがあります。

 

その中でもお家で簡単にできる2つ

・フッ素配合の歯磨き剤

歯の表面にフッ素を作用させるには、できるだけ長い時間フッ素のある環境にしておくのが大切です。

歯磨き剤の量は歯ブラシの毛の半分、

6歳未満の小児よう歯ブラシ3分の1程度をつけ

磨き時間も最低2~3分は取るようにしましょう！

また、口をゆすぎすぎてしまうとフッ素濃度が低下してしまうので2回以上うがいをしないように！

 

・フッ素洗口

フッ素を含む液体でブクブクうがいをするのが有効です。

 

 

 

こどもは大人以上にフッ素の効果が高まります。

小さいうちから予防をしむし歯に負けない歯を作っていきましょう🦷