むし歯になりやすい食べ物
2023/08/15
むし歯になりやすい食べ物ってあるの?
砂糖を含むもの全般、食べ物以外に、炭酸飲料や缶コーヒーも含まれます。
甘くて美味しいものはむし歯になりやすいです!
粘着質のあるものや飲み物に注意!
粘着質があるものは、歯の表面に残りやすいので最も虫歯になりやすい食べ物といえます。
例えば、キャラメルやキャンディーは虫歯予防において最も気をつけるべき食べ物です。
塩気が多いポテトチップスのようなスナック菓子は、砂糖が含まれてないと思いがちですが、糖分を含むジャガイモやサツマイモで
作られているので虫歯菌のエサとなります。
また、フルーツにも糖分が多く含まれていますが、とくに、柑橘系には“酸”も含まれています。この酸には、非常に強く、歯を溶かす作用があります。
砂糖を多く含む炭酸飲料やスポーツ飲料、砂糖たっぷりの缶コーヒーなど食べ物以外でも砂糖を摂取しています。
また、ワインも酸性が強いので歯を溶かす作用があります。
今は、100円程度で気軽にこれらの飲料を購入できますので、飲むことが習慣になっているかたもいらっしゃるのではないでしょうか。
好きなものを食べたり、飲んだりすることはストレス発散になりますし、毎日の食事メニューから砂糖を完全に排除した食事をするのは現実的ではありません。
なのでそこまでシビアに考える必要はないですが、危険性だけでも頭に入れておくだけで、
このままだとむし歯になりやすいから歯みがきしなきゃと虫歯予防の意識を高めることが大切です。
大切なのは何を食べるかではなく、どう食べるか
牛乳は歯にいいから寝る前に飲んだ方がいいですか?という質問がありました。確かに牛乳には歯にいい影響を与えるカルシウムが配合されていますが「乳糖」という糖も入っています。
寝る前に何かを食べたり飲んだりしてそのまま寝て虫歯予防になることはありません。
寝ている間は唾液が分泌されにくいので、虫歯菌を洗い流すことができず、口の中で繁殖しやすい環境になってしまいます。
そのため寝る前は必ず歯みがきをして清潔にしておきましょう。
虫歯予防には、"何を食べるか"も重要ですが、”どう食べるか”にも気を配ってほしいところです。
食事をすると、口内が酸性に傾きます。その状態が長く続くほど、むし歯になりやすいので、だらだらと食事をするのもNGです。
よく噛むことで唾液を多く分泌させることも効果的です。
よく食べ物を噛むことを意識すると、唾液がより分泌されます。
またよく噛むことで満腹にもなりやすいので、過食を防げて広い意味で健康にいいです。一口30回を目安によく噛んで食事をしましょう!