デンタルフロスや歯間ブラシは効果あるの?
2024/01/15
歯間ブラシやデンタルフロスを併用するとかなりの歯垢が落とせます。
【デンタルフロスなどの歯間清掃用具の使用は、歯ブラシ以上に大切です】
歯垢(プラーク)が溜まりやすい歯と歯の間には、ハブラシが届きません。
頑張って磨いてもブラッシングだけでは4割以上の歯垢が残ってしまいます。
一方、デンタルフロスを併用すると磨き残しは14パーセントに、歯間ブラシを使うと5パーセントに減らせます。
それだけ、むし歯や歯周病の予防に効果があるわけです。
試しにブラッシングが終わった後にデンタルフロスや歯間ブラシを使ってみてください。
白いベトベトがついてにおうはずです。
一度使ってみると気持ちよさがわかり続けたくなります。
歯間ブラシとデンタルフロス、どちらを使えばいいの?
歯と歯の間の根元に歯間ブラシが入る隙間があるのなら、その部分は歯間ブラシが良いでしょう。
歯間ブラシの入る隙間が空いてない場合はデンタルフロスを使いましょう。
デンタルフロスには糸巻き状必要な長さを切って使えるタイプと、柄付きのタイプがあります。
柄付きタイプは初心者にも使いやすいので初めて使う方にはおすすめです。
カーブの付いたY字の柄付きタイプは奥歯の間に挿入しやすいでしょう。
慣れてきたら糸巻きタイプの方が経済歴で種類も豊富です。
デンタルフロスを歯間に挿入する際は、のこぎりを引くようにゆっくりとスライドさせて通すのがポイントです。
歯の先から歯ぐき方向に一気に入れると歯ぐきを傷つける恐れがありますので注意しましょう。
糸巻きタイプなら1歯ごとに新しい部位で磨きましょう。
柄付きタイプなら1歯ごとに取れた歯垢をガーゼなどでふき取り洗い流しながら使いましょう。
1日一回、すべての歯間部をデンタルフロスか歯間ブラシで磨くのが理想的です。
特に夜は眠ってしますとお口の中の細菌が活発になるので夜のブラッシング時に使用するとよいでしょう。
一方、歯間ブラシは種類とサイズ選びがむずかしいので、使用方法やどの部分に歯間ブラシが必要なのか、どのサイズを使えばいいのかを歯科医院で教えてもらうとよいでしょう。
自分で始める場合にはスルスルはいる小さめのサイズを選びましょう。
無理に大きなサイズを入れると歯ぐきを傷つけ、歯ぐきが下がる原因にもなります。
まっすぐなタイプとL字タイプがあり、奥歯にはL字タイプが入りやすく便利です。
上手にみがいていても歯周病があると出血することがあります。
その場合は出血を気にしないでみがいているとやがて出血しなくなります。