歯を抜いた後の治療法
2024/02/15
歯が割れてしまったり、歯周病でぐらぐらになってしまったりで歯を残すことができず抜歯になってしまうことがあります。
その場合、歯を抜いた後はどんな治療法があるのかをお話します🌷
①ブリッジ
②部分入れ歯
③インプラント
の3つの治療法があります。
治療法により通院回数、価格、お手入れ法、装置の寿命などが異なるので、事前にポイントを理解し、自分に合った治療法を選択することが大切です。
①ブリッジ
名前の通りなくなった歯を中心に両隣の歯に橋をかけるような治療法です。削った両隣の歯でなくなった歯を支えるので自分の歯の負担が大きく長期的にみるともろくなり再治療をするケースがあります。
◎メリット
・取り外しが不要
・保険適用のため一般的にインプランントよりも安価
(使用する材料により保険適用外もあります)
・入れ歯よりも安定性が高い
(ブリッジを支える歯の状態にもよります)
▲デメリット
・健康な歯を削る必要がある
・自分のはの負担が大きいため、歯の寿命が縮まる
・つながっているので清掃が難しい
②部分入れ歯
無くなった歯を部分的に補う治療法。プラスチック製の歯ぐきに似た土台を、金属製の金具を歯にかけて固定します。部分入れ歯は、細菌が溜まりやすいので、部分入れ歯は外して毎日洗浄する。
◎メリット
・健康な歯を削らない
・最小限の装置で済む
・保険適用のため安価
(材料により保険適用外あり)
▲デメリット
・入れ歯をかける歯が汚れがたまりやすい
・部分入れ歯洗浄アイテムが必要
・ブリッジ、インプラントより噛める力が劣る
③インプラント
無くなった歯の部分に人工のネジを埋め込み、その上に人工の歯をつける治療法。先端につける人工歯は、食事による咀嚼などで回転してしまい、緩むこともあります。定期的なメンテナンスは必要です。
◎メリット
・自分の歯のような見た目と安定性
・周りの歯への影響が少ない
・自分での取り外し不要
▲デメリット
保険適用外のため費用が高い
・一生ものではないためメインテナンスが必要
・治療期間が長い
・顎の骨の状態によっては施術できない場合もある
一概にどの治療法がいいというのは存在しないのでライフスタイルや予算など、なにを優先するかによっても最適な治療法は変ります。
当院ではブリッジ・部分入れ歯・インプラント治療を行っていますのでお気軽にご相談ください🦷