冷たいものを食べると歯がしみるのはどうして?
2024/04/02
みなさんこんにちは!
今回は「冷たいものを食べた時になんで歯がしみるののか」についてお話ししていこうと思います。
🦷歯がしみるのはトラブルのサインかも
冷たいものを食べた時、「キーン」と歯がしみるのは、象牙質の露出が原因です。
象牙質は、白いエナメル質に覆われていてるのですが、何らかの理由で露出した場合、象牙質の表面に空いている小さな穴から冷たい刺激が神経に伝達します。健康的な状態だとしみないので、歯に何らかのトラブルが起こっているのかもしれません。
むし歯でしみてしまう場合
むし歯が進行して、歯が溶けて穴が開き、神経がむき出しになると、冷たいものを食べるとしみてしまうでしょう。この場合、チョコレートなどの甘いものを食べてもしみてしまいます。
鏡で確認して、歯がしみるところが黒くなっていれば虫歯である可能性が高いです。
むし歯が原因の場合は進行すると痛みの強さと頻度が増えていき、最終的に激痛を伴います。なるべく症状が軽いうちに歯科医院を受信しましょう。
🦷知覚過敏の場合
加齢により歯ぐきが下がることで、歯の根っこが露出し、象牙質がむき出しになります。この場合、冷たいものを食べた時「キーン」と刺激を感じます。長くても1分程度自然に収まります。
また、歯は日々少しずつ摩耗していくので咀嚼により歯がすり減ってしまい象牙質があらわになることがあります。咀嚼の力は人それぞれですが、歯ぎしりや食いしばりなどの癖があれば、摩耗は早まってしまいます。歯ぎしり、食いしばりはは寝ている間に無意識に行っていることが多いので、必要であればナイトガードという寝ている間に付けるマウスピースを作ることができますので、ぜひご相談ください。
転んで歯が折れて、象牙質がむき出しになるケースもあります。
この場合、欠けた部分に細菌が溜まりやすく、むし歯にもなりやすいので、冷たい刺激を感じなくても早めに歯医者さんに行きましょう。
食べ物や飲み物でエナメル質が溶けることもあります。
例えば、炭酸飲料や酸っぱい食べ物は強い酸性なので、だらだらと長時間摂取し続ける習慣があると、エナメル質が溶けて象牙質が露出します。象牙質はエナメル質よりも弱い酸で溶けてしまうので、どんどん溶けていき、冷たい刺激を感じやすくなってしまいます。
しみる症状がある方は食べ物にも注意してみてくださいね。
土日祝日診療で痛くないインプラント・矯正専修医がいる流山の歯医者マーブルファミリー歯科クリニック