なぜ歯に着色するの?
2024/10/30
・着色には二つの要因がある
歯の着色汚れは、歯の外側が着色する「外部要因」と、歯に内側が着色する「内部要因」に分けられます。
外部要因は「ステイン」と呼ばれる飲食品に含まれるポリフェノールなどが唾液のたんぱく質と結合した汚れが歯に付着することを示します。
一見つるっとして見える歯ですが、歯には細かい溝や穴がありそこにステインやたばこのヤニが付着し、歯が黄ばんで見えるのです。
コーヒー、紅茶、ウィンやお茶に含まれている渋みの成分(タンニン)は、カルシウムや鉄などの金属イオンと結びつきやすく、いったん歯の表面に付着するとなかなか取れないという性質があります。
また、たばこのヤニはステインよりも粘着力が強いため歯の表面に付着すると簡単には落ちません。粘着力がある為、さらにそこにステインが付いて黄ばんで見えやすくなります。
ステインだけではなく、むし歯の原因になる細菌もつきやすいので喫煙者はむし歯になりやすいと言われています。
内部要因は加齢によって歯の表面の半透明色の