歯は抜けたらどうする?
2024/09/30
皆さんも経験があると思いますが、子どものころは歯が抜けても、次に大人の歯が生えてきましたよね。
ですが、大人の歯になったらもう次に生えてくるものはありません。
子どもの歯のむし歯が進行しすぎると、「後継永久歯」(大人の歯)に悪影響を及ぼします。
大人の歯が生えてこなかったり、むし歯になりやすかったりする場合もあります。
大人になって苦労しないように、子どもの歯も大切に磨かなくてはなりません。
毎日のケアでその後の治療費を抑えたり、治療による煩わしさや痛みを避けられます。
サメのように何度でも次々と新しい歯が生えてくるわけではないのでしっかり予防しましょう。
ですが、もし歯を抜くことになったらどうするのか?
「親しらず」と呼ばれる奥歯を抜いた場合は噛み合わせに影響がないので治療の必要はありません。
ただし、噛み合っている歯であった場合は抜けた歯の両隣が抜けた歯の方に倒れこむようにどんどん傾いていきます。
また下の歯が抜けた場合、噛みあっていた上の歯がどんどん下に下がってきます。
これを放置していると、歯並びが悪くなり噛み合わせに影響が出ます。
また、抜けた歯の部分にプラークが溜まりやすくなりむし歯や歯周病の原因にもなります。
抜けた歯を放置して、他の歯がある程度動いてしまったあとに、ブリッジなどの治療を始めたくなった場合、かぶせ物をするには傾いた歯を平行に保つ必要があるため、通常よりも健康な歯を削る量が多くなってしまったり、ブリッジ治療ができない状況になってしまったという場合もあります。
正直なところ、歯が抜けたことで最初は違和感があっても徐々に慣れていきます。
歯がなくても自然と口の中で工夫して食べやすくしてしまいます。
そのため、「違和感がないから治療は必要ない」と判断してしまう人が見受けられます。
しかし、その状態でどこかの歯がむし歯になったり、歯周病が悪化すると、なだれを打つように歯を失っていきます。
歯が抜けたら放置せずに早めに治療をしましょう!
土日祝日診療で痛くないインプラント・矯正専修医がいる流山の歯医者マーブルファミリー歯科クリニック
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