むし歯になりやすい食べ物、なりにくい食べ物
2024/10/14
むし歯予防には歯磨きだけではありません。
毎日の食事でも摂取するものやタイミングを気をつけることで、虫歯予防につながります。
むし歯になりやすい食べ物というと甘い物、というイメージかと思いますが、実際には「糖」を含むもの全般です。
そして食べ物だけでなく、清涼飲料水や砂糖入りのコーヒーなども含まれます。
加えて、粘着性のあるものは歯の表面に残りやすいためむし歯になりやすい食べ物といえるでしょう。
例えばキャラメルやキャンディーは虫歯予防においては避けるべき食べ物になります。
ポテトチップスのような甘くないスナック菓子でも、糖質を多く含むジャガイモやサツマイモで作られているためこれもむし歯菌のエサになります。
フルーツにも糖分が多く含まれていますが、とくに柑橘系には”酸”も含まれているため歯を溶かす作用があり、注意が必要です。
飲み物だと、炭酸飲料やスポーツ飲料、砂糖入りのコーヒーなどでも糖分を摂取しています。
また、ワインも酸性が強いので歯を溶かす作用があります。
好きなものを食べたり、飲んだりすることはストレス発散になりますし、毎日のメニューから糖を完全に排除することは現実的ではありませんよね。
なのでそこまでシビアに考える必要はないですが、危険性だけでも頭に入れておいて、虫歯予防の意識を高めることが大切です🦷✨
そして、「何を食べるか」よりも「どう食べるか」です。
食事をすると、口内やプラーク内が酸性に傾きます。
その状態が長く続くほどむし歯になりやすいので、だらだらと食事することはNGです。
また、意識が食事に集中しないことで満腹を感じにくくなり、食事の量が増えることも。
一日の中で、食事(間食や糖入りの飲み物含む)の回数は4回以下が望ましいと言われています。
なるべく間食やだらだら食べること、ながら食べを減らして
食べるときは食べる。を意識し、また、よく噛むことで唾液を多く分泌させることも効果的です。
では反対に、むし歯になりにくい食べ物はあるのでしょうか?
答えは、基本的には糖を含まない食べ物です。
キシリトールなどの代用甘味料が100%であれば、むし歯菌のエサにはならないため、むし歯にはなりにくいでしょう。
しかしこれだけを食べていれば大丈夫、という夢のような食べ物はありません。
ただ、歯の栄養となる食べ物で歯を強くすることはできます。
例えば
歯の表面を修復する働きがある「フッ素」を含むもの:牛肉・りんご・わかめ・お茶など
歯の原料となる「カルシウム」を含むもの:乳製品・小魚・大豆・ひじきなど
エナメル質を強化する「ビタミンA」を含むもの:豚肉・レバー・かぼちゃ・人参・たまごなど
食事後の歯磨きを怠ると、むし歯の原因となるのでくれぐれも歯磨きは忘れずに行いましょう。
⏰診療時間 平日/9:00~13:00 14:30~18:30 最終受付(18:00) 土・日/9:00~13:00 14:30~18:00 最終受付(17:30)
土日診療で痛くない
インプラント専修医がいる
流山の歯医者 マーブルファミリー歯科クリニック
04-7168-0330